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今すぐやめたい!保育士を新卒1か月で退職して感じたメリット・デメリット

保育士を1か月で退職して感じたメリット・デメリット

子どもたちが大好きで仕事に対して意欲的でも、職場の人間関係がつらくてやめてしまいたい。

そんなお悩みを抱えていませんか?

保育士・幼稚園教諭という仕事を選ぶとき、「子どもが大好き」という思いが大前提にあると思いますが、それだけではやっていけないのも事実です。

特に新卒や、20代前半で就職した保育園・幼稚園でつらい思いをしても、「親に相談したら反対される」「周りの友人は楽しく働いているのに…」と誰にも悩みを打ち明けられない人も多いのではないでしょうか。

実は私がまさにその経験をした1人で、新卒で就職した職場をわずか1か月で退職しています。

理由は園長から受けたパワハラでした。

その時の経験はこちらの記事にまとめています。

1か月で職場をやめるということはどうしても周りからネガティブなイメージを持たれてしまいがちですが、果たしてデメリットしかないのでしょうか?

もちろん退職する理由によりますが、決してそんなことはありません!

実際に、私が早々にその職場をやめてパワハラを受ける毎日から逃げ出したことで感じたメリットがあります。

  • 早いうちに見切りをつけたことで、メンタルの回復が早かった
  • 人生の大切な時間を無駄にせずに済んだ

なぜこう思うのかというと、やっぱり1番大切なのは命であり、自分自身だと思うからです。

もう限界だと心が悲鳴をあげる時は逃げたっていいと思います。

この記事では、保育士を新卒1か月で辞めてしまった私が実際に感じたメリットやデメリットをお伝えします。

今悩んでいるあなたのきっかけに少しでもなれたら嬉しいです。

目次

保育士を1か月でやめることはできる?

保育園・幼稚園を1か月で退職することは可能です。

法的にも何も問題はありません。

就業規則で「1か月前に申し出ること」などと決められている場合はその規則に従うべきですが、基本的には申し出てから2週間後には退職できます。

繰り返しになりますが、私には研修期間を入れなければ1か月でリタイアしてしまった過去があります。

その職場の就業規則までは覚えていませんが、精神的に体調を崩して出勤できなくなったあと2週間ほど欠勤扱いにしてもらい、月末で退職した記憶があります。(就職したばかりで有給休暇がなかったため)

どんな職場でも、1か月ですぐにやめてしまうと印象が良くないのは確かです。

でも1番大事なのは自分の人生だと思うんですよね。

その職場の方針や人間関係に問題があるのなら、1か月で退職するのはアリだと思います!

新卒1か月で退職するときのメリット・デメリット

では、新卒(経験がほぼない状態)で1か月で退職したときにどんなメリットやデメリットがあるかを詳しくお話します。

これらは私が実際に経験してみて感じたことです。

メリット

まずはメリットから見てみましょう。

メリット① 精神的に病んでしまっても回復が早い可能性が高い

私は医者ではないですし、どんなふうに症状として現れるかは人それぞれなので一概には言えないですが、我慢をして心の声を無視する期間が長ければ長いほど、元気になるのに時間がかかると思います。

体験談になりますが、パニック障害と診断された私が医者から言われたのが「その職場をやめたら治るよ」という言葉でした。

その言葉の通り、退職を決めて怒鳴られる毎日から逃げ出したあと、過呼吸になる回数はぐっと減り精神安定剤もただのお守りになっていました。

それはやはり、早々に環境を変えることができたからだと思っています。

メリット② 人生の大切な時間を無駄にしないで済む

せっかく念願の保育士という仕事に就いても、いじめやパワハラなどの問題がある場所で我慢をしたまま過ごすのは時間の無駄。保育士という素晴らしい職業自体が嫌になってしまいますよね。

これだけ?って思うかもしれませんが、今後の人生を左右するとても大切なことです。

デメリット

次にデメリットを見てみましょう。

デメリット① 周りの友人と比べてしまい、精神的に落ち込む

新卒だと、同じ学校を卒業した同級生と連絡を取り合ったり、SNSで近況を知ってしまったり。

どうしても自分と比べてしまいます。

みんなで集まろうとなると、必ず仕事の話になりますよね。その時は楽しくて元気が出るのですが、家に帰って一人になると落ち込んでしまうことが私もよくありました。

デメリット② 転職活動でネガティブなイメージを持たれてしまう可能性がある

履歴書に1か月で退職した経歴があると、採用担当者は必ず突っ込んで聞いてきます。

私も転職時には面接で「なんでこんなに早くやめちゃったの?」と聞かれました。

やはり「またすぐやめてしまうのでは?」と思われてしまいがちです。

転職活動では相手にネガティブなイメージを持たれてしまうだけでなく、自分でも「次は長く続けられるだろうか」と不安になってしまうもの。

大きな希望をもって社会人になったのに、最初の挫折が1か月での退職だと自信を喪失してしまいますよね。

でも大丈夫!このデメリットも前向きにとらえましょう!

デメリットとうまく向き合う方法

友人と自分を比べて落ち込んでしまうとき

周りの友人と比べて落ち込むのが嫌なら、小さな一歩を踏み出してみましょう。

転職活動でもいいですし、アルバイトから始めるのもありだと思います。

ちなみに私は、誰にも会わない仕事がしたくて倉庫の整理をするアルバイトをしていました。(笑)

そこで仕事を割としっかりこなせたのが良い方向に作用し、人と関わる恐怖心が薄れていったので、次は託児所でのアルバイトを始めました。

ここが改めて正職員を目指そうと思うきっかけになったターニングポイントです。

本当に歩幅の小さい一歩を踏み出した感じでしたが、私にとってはどれも無駄ではなかったと今なら思えます。

アルバイトなら採用されやすい部分があるので、少しでも経験を積んでおくと転職活動の際にアピールできるポイントになりますよ!

アルバイトでも、自分を見つめなおす作業でも、前向きに考えられることなら何でもいいです。まず一歩踏み出してみましょう。そうすれば自然と周りの友人と比べる時間が減っていきます。

転職活動でネガティブなイメージを持たれてしまうとき

転職活動の際に採用担当の方に前職の退職理由などを突っ込まれ、不利になってしまう面は少なからずあると思います。

ここで大切なのは嘘をつかない、前職場の悪口ととらえられる話は言わないということです。

保育業界は地域によっては園長同士のつながりがあり、仲がいい可能性もあるのです。なので「人間関係で悩んでしまって…」くらいの話にとどめておくのがいいかもしれませんね。(もちろんケースバイケースですが)

ちなみに私は「自分自身が甘く考えていたせいもありまして…」と相手方にしか責任がないような言い方はしませんでした。

  • その経験を経て何を学んだのか
  • 今後どうしていきたいのか(その経験をどう生かせるか)

これらをアピールするのが大切かと思います。

理想の退職の仕方

前述したように理想の退職の仕方は、その職場の就業規則にのっとって手続きを踏むことです。

とくに規定がない場合は、2週間~1か月前には伝えれば問題はありません

まずは同じクラスを担任している保育士がいるのであれば相談・報告をしてみましょう。

ただし、同じクラス担任の保育士が原因の場合もあると思いますので、そのようなときは主任保育士や園長に相談してもいいと思います。

意思を伝えた後、退職日まで働きづらくはなりますが、園側も人員確保をしなければならないので配慮するのが最善です。

逆に“こんな辞め方はしないほうがいい”という例もあります。

  • 無断欠勤をしてフェードアウトしようとする
  • 「明日でやめます」と一方的に告げる

これらは一応社会人としてのルールですね。

私は人のことを言えないような辞め方をしていますが、メンタルに限界が来ている場合は例外もありだと個人的には思います。

もちろんフェードアウトではなく、診断書を提出したり、有給消化や欠勤扱いにしてもらうという方法です。

保育士を新卒1か月でやめるメリット・デメリット:まとめ

保育士を新卒、さらに就職して1か月でやめるときのメリットとデメリットについてお話してきました。

メリットとデメリットを比べた時に、どうしても悪いところに目が行ってしまいますが、長い人生を考えるとメリットの方が断然大きいと言えます。

メリット
  • 精神的に病んでしまっても回復が早い可能性が高い
  • 人生の大切な時間を無駄にしないで済む
デメリット
  • 周りの友人と比べてしまい、精神的に落ち込む
  • 転職活動でネガティブなイメージを持たれてしまう可能性がある

退職する際に守っておきたいルールは3つ!

  • 就業規則に従う(特に定められていない場合は2週間~1か月前には退職意思を申し出る)
  • 無断欠勤をしてフェードアウトはしない
  • 「明日でやめます」と一方的に告げない

あなただけの人生です。

「親に学費を出してもらったのに申し訳ない」「こんなに早くやめるなんて気まずい」そんな思いもあるかと思いますが、心身が健康である限り、いつでもやり直しはできるのです。

そんなにネガティブにならずに、この経験を経てひとつレベルアップできると気持ちを切り替えていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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