保育士の退職が言いづらい人へ|園長への切り出し方と例文

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「退職したいけれど、園長に何と言えばいいんだろう」

そんなときは、最初に話す時間をお願いする言葉と、退職の意思・希望日を決めておくと、切り出すまでの流れを整理できます。

最初の声かけは、「今後の勤務についてお話ししたいことがあり、少しお時間をいただけますか」のような短い言葉で十分です。

落ち着いて話せる場になったら、「〇月末で退職することを決めました」と結論から伝えましょう。

私自身、新卒1か月で退職したときは、園長へ直接伝えることすらできませんでした。

一方、10年勤めた園を辞めたときは、主任から園長へ順番に意思を伝え、年度末に退職しました。

この記事では、保育士歴13年の私が、実際の経験を交えながら退職の切り出し方を解説します。園長の反応が怖い場合や、直接話せない場合の方法も紹介する内容です。

目次

保育士が退職を言いづらいときの切り出し方は3ステップ

保育士が退職を言いづらいときの切り出し方3ステップ。話す時間をお願いし、退職の意思と希望日を伝え、今後の手続きを確認する順番を示す図解。

保育士が退職を切り出すときは、話す時間をお願いする→退職の意思と希望日を伝える→今後の手続きを確認するという順番で考えると整理しやすくなります。

    退職理由を最初から長く説明する必要はありません。大切なのは、落ち着いて話せる場を作り、決めていることを伝える姿勢です。

    園長や主任には「お時間をいただけますか」と声をかける

    保育士が園長や主任へ退職を切り出す最初の声かけの図解。相手が話せるときは2人で話す場所を、忙しいときは別の時間をお願いし、退職理由は落ち着いた場で伝える。

    退職を切り出す最初の一言は、面談の時間をお願いする言葉で構いません。

    最初に声をかける例文

    「今後の勤務についてお話ししたいことがあり、少しお時間をいただけますか」

    「大切なお話があるので、落ち着いて話せる時間をいただけると助かります」

    退職理由の説明は、落ち着いて話せる場を作ってからで十分です。

    私も10年勤めた園を辞めるときは、主任に「お話があるので、場所を変えてもらえますか」という趣旨の言葉で声をかけました。

    正確な言い回しは覚えていませんが、2人きりで話せる場所へ移動してもらったことは確かです。

    相手が忙しい場合は、別の時間をお願いしてもよいでしょう。最初の一言は、退職について話すための場を作るもの。退職の意思そのものは、落ち着いて話せる場で伝えることが大切です。

    話す場では退職の意思と希望日を先に伝える

    保育士が退職を伝える際、退職を決めている場合は意思と希望日を明確に伝え、まだ迷っている場合は今後の働き方を相談する違いを示す対比図。

    退職することを決めているなら、意思が固まっていることと希望する退職日を明確にしましょう。

    退職を決めている場合の例文

    「以前から考えていたのですが、〇月末で退職することを決めました」

    「今後の働き方について家族とも話し合い、〇月〇日付で退職します」

    退職の意思を確実に伝えたい場合は、「退職したいと思っています」「退職させていただけませんか」といった表現との違いにも注意が必要です。

    厚生労働省は、会社の承認を求めるような申し出について、双方の合意による退職の申し入れと受け取られる場合があると説明しています。

    詳しくは、厚生労働省の退職意思の伝え方に関する解説をご確認ください。

    すでに退職を決めているなら、単なる相談ではなく、退職する意思を明確にすることが大切です。

    一方、まだ迷っている場合は、今後の働き方について相談するところから始めても構いません。

    なお、退職の意思を伝えたことと、希望日に退職できるかは別の問題。契約期間が決まっている場合などは、法律上の条件の確認も必要です。

    退職を伝えたら今後の手続きを確認する

    保育士が退職の意思を伝えたあとに確認したい項目。退職届の提出方法、次に話す相手と時期、退職を伝えた日付と内容の記録をまとめたチェックリスト。

    退職の意思を伝えたあとは、退職届の提出方法や今後の話し合いについて確認しておきましょう。

    たとえば、「退職届の提出方法や、今後の手続きについて教えていただけますか」と聞く方法があります。

    その場ですべてを決める必要はありません。退職希望日について調整が必要な場合は、いつ、誰と、どう話を進めるのか整理しておくと安心です。

    また、退職について伝えた日付や内容は、簡単にメモへ残しておきます。あとから確認が必要になったときにも役立つ記録です。

    保育士の退職はいつ・誰に伝える?園の決まりと状況で決める

    保育士が退職をいつ誰にどこで伝えるか決めるための3つの確認。雇用契約と就業規則、園内の報告ルート、保育に支障のない時間と場所を整理した図。

    退職を伝える時期と相手は、雇用契約・就業規則・園内の報告順を確認して決めます。

    子どもの保育に支障が出ない時間を選び、相手と調整して話す場を確保することも大切です。

    退職を伝える時期は就業規則と雇用契約を確認する

    保育士が退職時期を確認するための雇用区分別フロー。民間園の無期契約は法律上の基本と就業規則、有期契約は契約期間と途中退職の条件、公務員は自治体の退職手続きを確認する。年度途中の退職が一律に禁止されるわけではない。

    民間園で期間の定めなく働いている場合、法律上は原則として退職の意思表示から2週間で労働契約が終了します。

    ただし、円滑に退職を進めるためには、就業規則に定められた申し出の時期も確認しておきたいところです。

    退職のルールは、契約期間の有無によって次のように異なります。

    雇用契約退職の基本的な考え方
    期間の定めがない契約原則として退職の意思表示から2週間で労働契約が終了する
    期間の定めがある契約期間途中の退職には、原則としてやむを得ない理由が必要。園との合意による退職も可能
    一定の1年を超える有期契約契約開始から1年経過後、申し出によって退職できる場合がある

    ※1年を超える有期契約の例外には対象条件があり、すべての有期契約に当てはまるわけではありません。詳細は厚生労働省の有期労働契約に関する説明で確認できます。

    就業規則に「退職の3か月前までに申し出る」などの定めがある場合は、退職手続きの内容も確認しておきましょう。

    合理的な退職手続きが就業規則に定められている場合は、それに従う必要があります。ただし、法律上の退職の扱いは契約期間の有無や規定の内容などによって異なり、すべての保育士に一律で3か月前の申し出が必要なわけではありません。

    退職の意思が固まったら、可能な範囲で余裕を持って伝えると、園側も今後の予定を立てやすくなるでしょう。

    公立園の正規職員など、地方公務員として任用されている場合は、自治体の退職手続きや任用上のルールを確認してください。民間園の労働契約に関する説明を、そのまま当てはめることはできないためです。

    年度途中に退職する場合も、年度末まで待つことが一律の条件ではありません。 担任や行事の引き継ぎが気になるときも、まずは契約内容を確かめ、退職希望日を明確に伝えましょう。事情が許す範囲で園と引き継ぎを相談することはできます。

    私が10年勤めた園を辞めたときは、11年目の9月に退職を申し出ました。

    学生時代の経験から、養成校に翌年度の求人票が出始める時期を知っていたため、11〜12月ごろの意向確認を待たずに伝えたのです。

    その年は私を含めて5〜6人が退職しています。後から退職を伝えた先生は、退職者が続くなかで話しづらい思いをしたと聞きました。

    ただし、早めに伝えたことが円満退職の直接の理由だったかどうかは分かりません。体調や家庭の事情で早めの申し出が難しい場合もあるため、判断の基準は自分の契約と状況です。

    最初に伝える相手は主任か園長かを確認する

    保育士が退職を誰に申し出るか分からないときの判断フロー。園の報告ルートに沿って伝え、分からなければ就業規則や園長、退職手続きの担当者に確認して正式な申し出先へ退職意思を伝える。

    退職を最初に伝える相手は、園内の報告ルートに合わせて決めましょう。

    園長に直接伝える園もあれば、主任を通して報告する園もあります。

    筆者の退職体験

    私が10年勤めた園を退職するときは、主任から園長の順に話しました。

    主任と2人きりになってから、以前から考えていたことと、年度末で退職する意思を伝えたのです。

    正確な言葉は覚えていませんが、「ずっと考えていたんですけど、今年度いっぱいで退職しようと思っています」という趣旨だったと記憶しています。

    主任から理由を尋ねられ、産後に復帰してから頼れる人が身近にいないなかで仕事と育児の両立を頑張ってきたことや、夫と話し合って決めたことを説明しました。

    主任との話は5分もかからなかったと思います。

    ※会話の内容は、当時の記憶をもとにした要約です。

    そのあと主任に、園長にも直接話しに行くつもりだと伝えました。休憩時間中に進めていた事務仕事を一区切りさせてから、園長にも退職の意思を伝えています。

    これは私が働いていた園での流れであり、すべての園に当てはまる手順ではありません。

    園内の決まりが分からない場合は、就業規則を確認したり、園長や退職手続きの担当者に尋ねたりしましょう。主任に先に伝えた場合も、誰に正式な退職の申し出をすればよいか確認しておくと安心です。

    退職の意思表示は、使用者側へ届いていることが重要になります。主任に話しただけで、どの園でも正式な申し出が完了すると決めつけないようにしてください。

    子どもや職員に聞かれず話せる時間と場所を選ぶ

    保育士が退職の話をする時間と場所の選び方。子どもの保育に支障がないよう相手と時間を調整し、周囲に聞かれず落ち着いて話せる場所を選ぶ2条件を示す。

    退職の話は、子どもの保育を担当している時間を避け、相手と調整して話す時間を確保しましょう。

    私が主任に声をかけたのは、午睡中に職員が交代で休憩に入っていた時間帯でした。

    当時は休憩中にも事務仕事をしており、その合間に主任と話したのです。

    ただし、これは私自身の経験。休憩時間を退職の話や事務仕事に使うことを勧めるものではありません。

    休憩時間は、本来、仕事から離れて自由に利用できる時間です。

    私が当時大切にしていたのは、自分の都合で子どもの保育を抜けないことでした。

    園によっては午睡中も忙しく、話す時間を取れない場合があります。職員室ではほかの先生に聞かれてしまうこともあるでしょう。

    そんなときは、勤務後などに時間をお願いする方法も選べます。

    また、私は園長に退職を伝えたあと、お世話になった先輩方へも個別に報告しました。

    園長から伝わる前に、自分の言葉でお礼を伝えたかったからです。年度末まで一緒に働くことを考え、あとから「聞いていなかった」と気まずくなることも避けたいと思っていました。

    退職後もその園との関係は続き、数年間は行事に顔を出させてもらっています。

    ただし、先輩方への個別報告が良好な関係につながったと断定はできません。同僚や保護者へ退職を伝える時期・方法は、園の方針も確認したうえで決めることが大切です。

    園長の反応や引き止めが怖くて退職を言いづらいときの対処法

    保育士が退職を言いづらいときの3つの対処法。園長の反応が怖いときはメモ、引き止めには退職意思と希望日の整理、子どもや人手不足への申し訳なさには引き継ぎとの切り分けを示す。

    園長の反応が気になるときは、退職の意思と希望日を事前に整理しておきましょう。

    引き止めへの返答も考えておけば、緊張していても自分の意思を伝えやすくなります。

    園長の反応が怖いときは話す内容をメモしておく

    保育士が園長へ退職を伝える前に準備する3行メモの記入例。退職の意思、希望日、短い退職理由を整理し、緊張したときは見ながら話してもよいことを示す。

    園長に怒られたり、強く引き止められたりすることが心配なら、話す内容を短くメモしておくと安心です。

    書き留める内容は、退職の意思、希望日、簡単な理由の3つ。緊張して言葉が出なくなったら、メモを見ながら話しても構いません。

    園長から条件変更などを提案され、考える時間が必要なら、いったん持ち帰って整理するのも一つの方法です。

    私が新卒で働いていた園では、園長から毎日のように怒鳴られ、やがて直接話すことさえ難しくなりました。

    その経験があるからこそ、誰にでも「勇気を出して直接伝えましょう」とは言えません。

    怖くても会話できるのか、相手と話すこと自体が難しいのか。それによって、選べる方法は異なります。

    引き止められたときは退職の意思と希望日を繰り返す

    保育士が退職時に引き止められたときの判断フロー。退職の意思が変わらないなら希望日と意思を繰り返し、条件次第で続けたい場合は提案を確認して考える。年度末までと求められてもその場で即答する必要はない。

    退職の意思が変わらない場合は、引き止められても、新しい理由を次々に説明する必要はありません。

    「次の先生が決まるまでいてほしい」「せめて年度末まで残ってほしい」と言われる場合もあります。続けられる見通しがないなら、その場で約束する必要はありません。

    引き止められたときの返答例

    一般的な返答

    「お話しいただきありがとうございます。ただ、十分に考えて退職することを決めました。〇月末で退職する意思は変わりません」

    年度途中で「年度末まで」と言われた場合

    「年度途中で申し訳ありません。ただ、〇月末で退職することを決めました。引き継ぎは、できる範囲で対応します」

    一方、条件が変わるなら続けたいと考えている場合は、提案の内容を聞いてから判断してもよいでしょう。

    退職を決めているのか、条件次第では続けたいのか。先に自分の考えを整理しておくことが大切です。

    退職理由を詳しく尋ねられた場合の伝え方や、引き止めへの詳しい返答例は別記事にまとめました。

    人手不足や子どもへの申し訳なさは引き継ぎと分けて考える

    保育士が退職時に感じる人手不足や子どもへの申し訳なさと引き継ぎを分ける図。後任採用と職員配置は園が考え、本人は担当業務や子どもへの関わり方の引き継ぎを相談できることを示す。

    人手不足や子どものことが気になっていても、退職の意思を伝えることと、残りの勤務期間でできることは分けて考えられます。

    年度途中の退職なら、担当する子どもやクラスのことを考えて迷う場合もあるでしょう。

    しかし、後任の採用や園全体の職員配置まで、退職する保育士が一人で決められるわけではありません。

    自分が担当している仕事について、必要な引き継ぎを園と相談することはできます。

    たとえば、日々の保育で大切にしていた関わり方や引き継ぐ必要のある業務を、園が決めた方法で共有する形です。

    すべての準備が整うまで、退職の申し出を待つ必要はありません。できる範囲の引き継ぎを考えながら、自分の退職希望日を伝えましょう。

    退職を直接言えない保育士が選べる方法

    保育士が園長へ退職を直接言えないときの4つの方法。対面が難しければメールや書面、出勤や電話が難しければ家族や医療機関の支援、退職拒否には公的窓口、やり取りが難しい場合は退職代行を検討する。

    園長に直接退職を伝えることが難しい場合は、メールや書面、家族や専門家の支援など、対面以外の方法も選べます。

    無理に一つの方法へこだわらず、今の状況に合った進め方を考えましょう。

    対面が難しいときはメールや書面で意思を伝える

    保育士が退職の意思をメールや書面で伝えるときの3ステップ。退職する意思と希望日を明記し、送付記録を残し、相手への到達を確認する。退職日は雇用契約の条件によって異なる。

    直接話すことが難しい場合は、メールや書面で退職の意思を伝える方法も検討できます。

    退職することを決めているなら、メールでも意思を明確に伝えましょう。

    メールで退職を伝える例文

    件名:退職のご連絡

    お疲れさまです。

    直接お話しすることが難しいため、メールでのご連絡となり申し訳ありません。

    今後の勤務について考えた結果、〇月〇日付で退職することを決めました。

    必要な手続きや今後の連絡方法について、ご案内いただけますと幸いです。

    よろしくお願いいたします。

    ※上の例文は、退職する意思が固まっている場合の文面です。契約内容や退職希望日によって必要な対応は異なるため、状況に合わせて確認してください。

    メールや書面で退職を伝える場合も、送信・送付の記録を残し、相手に届いたことを確認できるようにしておきましょう。

    退職の意思表示では、相手方への到達が重要です。一方、メールを送っただけで、必ず希望日に退職できるわけではありません。

    契約期間がある場合などは、必要に応じて専門の窓口へ相談してください。

    出勤や電話が難しいときは家族や医療機関に助けを求める

    保育士として新卒1か月で退職したはなの個人的な体験。出勤と電話が難しくなり、家族に欠勤連絡を手伝ってもらい、診断書と退職届を郵送した経過を示す。個人の体験であり全員に同じ方法を勧めるものではない。

    出勤や電話ができないほど心身の調子が悪い場合は、直接退職を伝えることだけにこだわらず、周囲の助けを得る方法もあります。

    私が新卒で働いていた園を1か月で退職したときは、園長からのパワハラを受け、パニック障害を発症しました。

    ある朝、お弁当を作り終えたところで涙が止まらなくなり、過呼吸になって出勤できなくなったのです。

    それからは園への電話も難しく、家族に欠勤の連絡を手伝ってもらいました。最終的には診断書と退職届を郵送し、手続きを進めています。

    当時の私は、園長へ直接退職を伝えられる状態ではありませんでした。

    ※個人の体験です。体調や回復の経過、退職に必要な手続きは人によって異なります。

    すべての人に書類の郵送が適しているわけではありません。ただ、出勤や電話ができない場合も、周囲の支援を得ながら方法を考えられます。

    心身の不調がある場合は、退職の準備だけでなく、医療機関への相談や休養も大切です。

    退職を認めてもらえないときは公的窓口に相談する

    民間園の保育士が退職を認めてもらえないときに相談する流れ。雇用契約、退職意思を伝えた日時と内容、園側の返答を整理し、無料・予約不要の総合労働相談コーナーを利用する方法を示す。

    退職の意思を伝えても園側が受け付けてくれない場合は、雇用契約を確認し、外部の相談窓口を利用する方法があります。

    民間園で期間の定めがない契約なら、法律上は原則として退職の意思表示から2週間で労働契約が終了する仕組みです。

    一方、契約期間が決まっている場合などは、別のルールが適用されるため注意が必要になります。

    「人が足りないから退職を認められない」と言われても、園側の説明だけで結論を出さず、自分の契約や状況を確認しましょう。

    民間園で働く保育士の相談先の一つが、厚生労働省の総合労働相談コーナーです。退職を含む労働問題について、無料・予約不要で相談できます。

    厚生労働省|総合労働相談コーナーのご案内

    園側とのやり取りは、申し出た日時や内容、相手からの返答をメモに残しておくと、相談時の説明にも役立つでしょう。

    地方公務員として働く場合は、自治体の人事担当部署など、任用関係の相談先を確認してください。

    自分でやり取りできない場合は退職代行も選択肢になる

    保育士が退職代行を検討するときの確認事項。退職意思の伝達と、退職日や未払い賃金についての交渉を区別し、運営元・料金・対応範囲を確認することを示す比較図。

    園との直接のやり取りが難しい場合は、退職代行を検討する方法もあります。

    ただし、サービスによって対応できる内容はさまざまです。退職意思を伝えるだけなのか、退職日や未払い賃金の交渉が必要なのか。対応範囲によって、依頼先の選び方も変わります。

    料金や運営元、対応範囲を確認し、不明点があれば契約前に確かめましょう。

    私自身は退職代行を利用した経験がありません。

    ただ、直接退職を伝えられずに書類を郵送して辞めた経験があります。そのため、対面以外にも方法があることを伝えたいのです。

    退職代行でできることや、依頼前に確認したい点は別記事で整理しました。

    保育士の退職が言いづらいときのよくある質問

    退職を切り出す前後に迷いやすい、意向調査やその後の過ごし方について回答します。

    意向調査で「続ける」と答えたあとでも退職を伝えられますか?

    一度「続ける」と回答したあとでも、考えが変わったことを申し出て構いません。ただし、契約内容や園の準備状況によって、退職日などについて確認が必要です。

    意思が固まったら、できるだけ早めに園へ伝えましょう。

    園長から「今ここで話して」と言われたらどうすればよいですか?

    周囲に話が聞こえたり、落ち着いて話せなかったりする場合は、場所や時間を変えてもらえないかお願いして構いません。

    「大切なお話なので、落ち着いてお話しできる場所でお願いしたいです」という伝え方もあります。

    退職を伝えたあと、年度末まで気まずいときはどうすればよいですか?

    退職を伝えたあとも、普段どおり仕事を続け、必要な引き継ぎを進めていくことが基本です。

    同僚への伝え方や時期は園の方針も確認しましょう。周囲の反応が気になっても、退職理由を一人ひとりに詳しく説明する必要はありません。

    まとめ:退職が言いづらいときは最初の一言と希望日を決めよう

    保育士が退職を言いづらいときは、最初に話す時間をお願いする言葉と、退職の意思・希望日を決めておくことから始められます。

    園長や主任への声のかけ方を用意し、落ち着いて話せる時間と場所を選びましょう。

    私も退職を直接伝えられなかったことがあります。一方で、主任と園長へ順番に話し、年度末に退職したこともありました。

    退職の伝え方は一つではありません。あなたが今置かれている状況に合う方法を選ぶことが大切です。

    そして、今の園を退職することと、保育士という仕事を辞めることは同じではありません。

    次の職場でも保育士として働きたいと考えているなら、勤務時間や残業、職員の配置など、気になっていた条件を整理しておくと比較しやすくなります。

    退職を伝えることだけで精一杯の場合は、転職活動を急ぐ必要はありません。あなたが次の働き方を考えられる段階になったときに、選択肢を確認できます。

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